Meet Roger Federer~ミートロジャーフェデラー~
- 山下拓朗
- 2016年11月22日
- 読了時間: 5分
どうも、スイスに来てからいまだ時差ボケが取れないヤマシタです。
そんな私ですが、つい昨日、今回の旅の一番のイベント
「Meet Roger Federer」がありました。
スイスのチューリッヒで行われた。リンツが主催するイベントでございます。
リンツについては、終始書いているので、ご存じの方も多いと思いますが、
・どうして、リンツがロジャーのイベントを開催するの?
・そもそもロジャーってだあれ?
というところから説明していきたいと思います。
まず、ロジャーフェデラーとは

ロジャー・フェデラー
テニス選手
ロジャー・フェデラーは、スイス・バーゼル出身の男子プロテニス選手。身長185cm、体重85kg。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。 テニスの教本のような理想的なフォームを持ち、あらゆるショットを流れるように駆使するプレースタイルから、最も完成度の高い選手と評されている。
by wikipedia
という説明からもわかるように、簡単に言えば
テニスが上手なスイス人35歳男性ということです。
この上手という表現は、いろいろな歴史があって、ベッカーに憧れ8歳でテニスを始めてから
2003年に四大大会の一つであるウィンブルドンを制覇し…
という風に、書きたいことはここから山ほどあるのですが、
知らなかった人にわかってもらいたいのは、とにかく伝説級にすごい選手だということ。
そして、その選手が今現在、リンツの広告塔になっていることから
このイベントが開催されました。
そして、幸運にもこのイベントに参加できることになったのは本当に幸せ以外の何物でもないです。
(幸運っていう表現がこれに当てはまっているのかも怪しいです)
そして、昨日 in チューリッヒ。
イベント会場へ向かいました。

(わくわくが止まりません)
ロジャー到着前からずっとそわそわしておりました。
(前日からそわそわしておりました)
そして待つこと約20分・・・

ついにロジャー登場です!
(後ろに歩いているのはリンツのCEOの方です)

簡単にCEOの挨拶のあと
ロジャーが話し始めます。
※これ以降、興奮から写真を撮るのを完全に放置します。
レポートを楽しみに待っていてくださっていた方々には大変申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが
もうね、ロジャーが目の前にいると、カメラのフレームや、携帯の画面越しに見ることがどれだけもったいない気がするか、少しでもわかっていただけると嬉しいんです。
(プロのカメラマンさんが撮ってくれた写真が後日参加者に送付されることになっているので、それをアップします)
この時、ロジャーは
「今は、心配かけているけれど、私は日々トレーニングをして、まず来年の私の大好きなトーナメントの1つであるオーストラリアンオープンを目標にやっている」
というふしのことを話しておりました。
またそれと同時に
「この、休んでいる期間はホリデーを取り、家族と過ごすことができて本当によかった」と
テニス以外のことについても話していました。
そ!
し!
て!
ついに、私が対面できる時間がやってくるのです!
ずいぶんと前から、聞きたいことを書き溜め
伝えたいことを箇条書きにし、フェデラーのもとへ向かいます。

近づけば近づくほどに、オーラと言いますか
今まで感じたことないような雰囲気です。
※ロジャーこっち見てくれてないやないかというツッコミはやめてください笑
そして、勇気を振り絞って質問を投げかけます。
が、しかし
ここで、衝撃的な事件が発生します…
ワシ「え、えいごが全然聞き取れへん…(゜ロ゜)うそやろ、耳に全然入ってこやへんやないか」
そうです、緊張のあまりオーストラリアで培ったはずの英語力が皆無に!

この写真のとき、頭が真っ白で、何を言ったのか、何をロジャーが言っていたのか
そもそも感謝の言葉を言えたのかも全く覚えてないんです。
その後、
出てくる単語も、I am…This is…
おいっ!おれ頑張れよ!
と、完全にテンパりまくっていた私に、フェデラーの方から話しかけてくれるやないですか…
(心の声) アナタ、テニスも最強で 人としても素晴らしいって、 神様それはずるいでっせ…(号泣)

そこからは、比較的冷静さを取り戻した僕。 無事にいろいろ聞きたいことも聞くことができました。
ロジャー「僕と日本の思い出は、2006年錦織君も若かったときに彼とテニスしたんだ、その当時から彼はもうタレント性があった。あの時はいまでも鮮明に覚えているよ。そして、東京を観光したんだけど、最高に楽しかった。また機会があれば日本でプレーしたいし、いつか戻りたいと思ってる」
と言ってもらうことができました。
もう!本当に日本でプレーしてほしい。
これがリップサービスじゃないことだけを祈ってます。
(彼はリップサービスでいうような人ではないので…)

もう、終わってからの感想としては、 身体からなんか出るかとおもったくらい緊張したし、ナンカスゴカッタ。
という小学生のような感想しか残らないほど、言葉にならんほど ただただ、圧巻でした。
まるで、初めてルンバを見た時のような驚き、感動。 いや、嘘です。 それはちゃいます。
ただ、たぶん、生きてきた中で最高の一日やったことは間違いないです。 夢じゃなかった。
これから何かしんどいことがあったら
この思い出を思い出して、励みにしていきます。
